熊本の農畜産物

スモモ「大石早生」出荷シーズン JA熊本うき

2024.06.15
着色などを検査する職員

 JA熊本うき管内でスモモが出荷シーズンを迎えている。6月上旬、南営農センター不知火パッケージセンターで、露地栽培のスモモ「大石早生」128パック(1パック400グラム)を選果した。

 2024年産は開花時期の低温による結実不良で、出荷量は前年度を下回る見込みとなっている。やや小玉傾向だが、品質は例年並みに仕上がった。

 管内では6戸の生産者が約3ヘクタールで栽培。出荷は「大石早生」から始まり「ハニーローザ」「ソルダム」と続き、6月下旬まで九州や中・四国地方を中心に出荷する。

 果樹特産課の泉多美彦課長は「数量の面で厳しさはあるが、高品質なスモモの出荷に努めたい」と話した。