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小学生へ種まきから米づくり指導 JA菊池

2024.06.22
種を入れたトレーを並べ苗代を作る児童ら

 JA菊池青壮年部七城支部の部員6人は6月3日、菊池市立七城小学校5年生40人に苗作りを指導した。

 七城支部の冨田和孝さん(43)は「米作りで一番大切なのは苗作りです。良い苗が育たないとおいしいお米はできません」と説明。児童らは塩水選をした「ヒノヒカリ」の種もみを1ポットに3粒ずつ入れ、100箱の育苗箱を作った。種まきを体験した児童らは「種をばらまいてしまう失敗もあったが、みんなで協力して最後までできて良かった。おいしいお米ができるよう苗の水管理も頑張りたい」と笑顔で話した。

 同小は食農教育の一環として約35年以上前から米作りを指導している。児童らは田植えや稲刈りの他、地元物産館で収穫した米を販売する予定。田植えと稲刈りも同部が指導する。