ブドウ生産量熊本県1位のJA熊本うき管内で13日、「巨峰」の出荷が始まった。2024年産は、朝晩の気温差によって色付き良くまずまずの仕上がり。JA不知火パッケージセンターでは初日、約60ケース(1ケース1・2キロ)をJA直営の直売所「サンサンうきっ子宇城彩館」に出荷した。
出荷に合わせて、JAブドウ部会不知火支部は12日、同センターで目ならし会を開いた。生産者40人が参加し、出荷基準を確認した。品質管理を徹底し、産地として高品質なブドウ出荷に努める。
出荷は「巨峰」「ピオーネ」「シャインマスカット」と続き、7月上旬以降にピークを迎える。8月下旬まで大阪や四国、九州などに総出荷量約90トンを見込む。
中村数之支部長は「管理を徹底し、高品質なブドウ生産に努めたい」と話した。