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通潤橋前の棚田で田植え体験 JAかみましき

2024.06.27
通潤橋前で田植えを行う児童ら

 JAかみましきは6月上旬、山都町の棚田で田植え体験を開いた。国宝に指定された通潤橋前の棚田で、山都町立矢部小学校5年生約20人が参加した。同JA青壮年部矢部支部の部員が指導し、本年度は品種「ヒノヒカリ」を無農薬で栽培を計画する。

 同部の中畠由博部長は「苗箱から4本ずつとって、指の第一関節までしっかり植えてください。後ろに下がりながら植えるので自分の足跡は馴らしていった方が植えやすい」と話した。

 参加した児童は「みんなで協力して苗を植えることができてよかった」と笑みがこぼれた。同校では食農教育の一環で毎年田植えをしており、10月には稲刈りも予定している。