JA鹿本で6月中旬、県内一の生産量を誇るグリーンハウスミカンの出荷が始まった。出荷は7月中・下旬にピークを迎え、8月下旬まで続く予定。2024年産は主に東京や大阪、県内へ計170トンの出荷を目指す。
グリーンハウスミカンは、緑色の見た目に反して、熟した鮮やかなオレンジ色の果肉が特徴。24年産も例年通りS玉中心で、甘みと酸味のバランスが良く高品質に仕上がっている。JAみかん部会ハウスみかん専門部の生産者は7人で約3ヘクタールを栽培している。
JA担当者は「生産者の徹底した温度・水管理で、順調に仕上がっている。今後は市場との連携で計画出荷に努め、販売額の向上を目指したい」と話す。