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親子で農業体験 JA熊本市

2024.07.11
田植えを体験するスクール生ら

 JA熊本市は6月下旬、同JA飽田支店で第16期あぐりキッズスクールの開校式を開き、20組の親子が入校した。開校式では、スクール校長の西村茂副組合長が「親子での農業体験を通して食べ物に感謝する心や農業の素晴らしさを学んでいただき、たくさんの思い出を作ってほしい」とあいさつした。

 当日は、熊本市南区のJA野菜選果施設でナスとトマトの選果の様子を見学。その後、スクール生らは選果施設の近くの河野大介さんの水田で、親子で「くまさんの力」を植え付けた。10月には稲刈り体験も計画する。

 同スクールは熊本市内の小学校3~6年生の児童と保護者を対象に、食と農の大切さを学んでもらおうと2005年から実施。1年間の活動で同JA青壮年部と女性部の協力を得ながら、田植えや稲刈り、ミカンの収穫体験や餅つきのほか、熊本農業高校での体験学習など年間6回の開催を予定している。