ＪＡ鹿本植木地区の園芸部ＯＢ会と青年部野菜部会は７月上旬、ジャンボスイカ品評会を熊本市北区の経済連第一集送センターで開いた。特産スイカのＰＲと生産者の親睦を目的に、約３０年前から開く。

　ジャンボスイカは、米国原産「カロライナクロス」。観賞用や飼料用に栽培され、大人４、５人で抱えるほどの大きさに成長する。

　同品評会にはＯＢ会と野菜部会の会員が計２６玉を出品し、重さを競った。ＯＢ会の菊川敏德さん（６７）の重さ１１１キロ、縦８６センチ、胴回り１６９センチのスイカが最優秀賞となり、２連覇を達成した。菊川さんは「孫たちの応援もあって頑張れた。うれしい」と語った。

　ジャンボスイカは品評会後、熊本県庁と熊本市役所へ展示用に寄贈した。

　関東中心の市場にも出荷し、量販店や大型スーパーなどに並んだ。ＪＡファーマーズマーケット夢大地館でも、７月末まで展示する予定。