熊本の農畜産物

オクラ出荷最盛 JAやつしろ

2024.07.23
出荷ピークを迎えたオクラ

 JAやつしろ管内ではオクラの出荷ピークを迎えている。同JA管内では92戸、約11ヘクタール(露地9ヘクタール、ハウス2ヘクタール)で栽培。ピーク時には日量約4万ネット(1ネット80グラム)が関東方面を中心に出荷される。今シーズンは総出荷量210トンを計画。

 オクラは10アール当たり収量が高く、管理作業が比較的容易なため、生産者も増加。同JAオクラ部会では講習会や現地検討会などを開き、栽培管理方法や出荷選別方法などの講習を重ねて品質の統一に力を入れている。

 同JA営農部ひかわ営農センターの江副和成職員は「本年産は日照不足の影響で例年より少ないスタートだったが、天候回復に伴い7月中旬以降増えてきた。今後は、品質維持・収量確保に向けた対策を継続したい」と話した。