JA熊本市女性部供合支部は子育て支援の一環として、持続可能な開発目標(SDGs)への貢献や地域活性化に取り組む。同支部では自然環境を守る活動として、廃油せっけん作りやゴキブリ団子づくりに毎年取り組む。
5月下旬、熊本市東区にある東部中学校の3年生約150人に手作りの廃油せっけん約300個を贈った。当日は同支部の瀬上カチ子支部長とJA熊本市青壮年部供合支部の桝田裕生支部長、JA職員ら4人が中学校を訪れ、1人2個ずつのせっけんを生徒に手渡した。
手渡したせっけんは、4月に同支部が自宅で不要になった食用油を持ち寄り、手作りしたもの。材料の食用油、水、カセイソーダを入れて混ぜるだけで、簡単に作ることができる。手肌に優しく、手荒れしないのが特徴だ。
瀬上支部長は「手肌に優しいせっけんで、頑固な汚れも落ちる。今後もさまざまな活動を通して地域との交流を深めていきたい」と話した。