JA鹿本青年部は、JA共済連熊本、農林中央金庫熊本支店との意見交換会を山鹿市の本所で開いた。単位JAの青年部と共済連・農中の意見交換会は県内で初めて。各地区の部員やJA役職員ら70人が参加した。
青年部の上村康矩部長は「JAの事業であるJA共済とJAバンクの理解を深め、各事業に対する率直な意見を期待する」とあいさつした。
JA共済連熊本の浦津章之県北担当部長は、JA共済の事業理念や取り組み方針、「『ひと・いえ・くるま』の保障では利用者に寄り添った普及活動を行う」ことなどを説明した。
農林中金庫熊本支店の渡邉慶太副支店長は、農業融資の農業近代化資金やJAバンク利子補給制度など農家経営を支援する取り組みのほか、少額投資非課税制度(NISA)などを説明した。参加者からは「年金共済のメリットを教えてほしい」「NISAや資産運用に興味がある」など意見があり、担当者が回答した。
西岡裕治組合長は「有意義な意見交換だった。多くの知識を身につけ、今後の農業経営に役立ててほしい」と述べ、部員の活躍に期待を寄せた。