JA熊本うきブドウ専門部会は8月上旬、5年ぶりに「シャインマスカット」の試食宣伝会を宇城市の道の駅直売所「サンサンうきっ子宇城彩館」で開いた。お中元シーズンを前に、JA産の認知度向上に努め販売を強化する。実際に食べてもらい、皮ごと食べられる食べやすさやおいしさをPRした。
500人分の「シャインマスカット」を用意。生産者が店頭に立ち、来店者に試食を呼びかけた。
多くの来店者が「甘くておいしい」と、次々と口に運んだ。
高洲聖司部会長は「異常気象が続く中、粒も大きく糖度の高いシャインマスカットが収穫できた。自信を持って販売している。この機会に宇城産のシャインマスカットを味わってほしい」と話した。
JA管内は県内一のブドウ産地。今年産は高温や長雨の影響も心配されたが、無事に糖度の基準をクリアした「シャインマスカット」が出荷されている。出荷は8月下旬まで続く。