JAあしきた青壮年部田浦支部は8月下旬、かんきつ生産者44人に「不知火」や甘夏などのかんきつ大苗計1591本を芦北町のJA田浦育苗センターで配布した。樹齢を重ねた樹は収量や果実品質が低下しやすいため、JAは若木への更新を推奨している。
支部ではかんきつ生産者からの育苗委託を受け、毎年3月上旬に樹齢1年目の苗木を1本ずつ肥料袋に入れて床土を詰める。
その後、加温ハウス内で温度調整やかん水、防除を徹底しながら約6カ月間苗を育て、生産者へ配布する。
白濱和郎支部長は「猛暑が続いたが、部員の懸命な栽培管理で高品質な苗に仕上がった」と話した。