JA熊本市女性部竜田支部は9月上旬、熊本市北区の龍田コミュニティーセンターで「災害に備えよう~命を守る片付け&備蓄術~」と題して防災教室を開き、会員や地域住民、JA役職員ら約30人が参加した。
支部員で防災士と食育防災アドバイザーの資格を持つ渡邉和代さんが防災や必要な備えについて説明。参加者はクイズ形式で、災害が発生した際に取るべき行動や、注意点などを学んだ。
ちよバアこと桶田剛さんが「ちよバアの何でも相談室」と題して講演。参加者の質問に答えながら、健康に生活するために重要なことや避難生活で注意する点などを話した。
支部員が防災食を試食し、渡邉さんがローリングストックを活用して日頃から災害に備えることの重要性や、電気・水道・ガスが止まった際の冷蔵庫整理術を説明した。
同部の中村よし子支部長は「防災において自助・公助だけでなく、共助が重要。地域住民とつながりを大切にしていきたい」とあいさつ。
渡邉さんは「日頃から備えることが大切。今日学んだことを役立ててほしい」と話した。