JA熊本市キャベツ部会は9月下旬、熊本市立城山小学校の3年生4クラスの約120人を対象にキャベツの授業と植え付け体験を開いた。
食農の大切さを学んでもらうことを目的として、部会員3人が講師となり、地元の城山地区で栽培されているキャベツ「春のかほり」の栽培方法を説明した。
当日はキャベツ部会の部会員3人がスクリーンを使って写真を見せながらキャベツの栽培方法や栽培する際の注意点を説明。部会員の指導で児童がキャベツの種をトレーに植え付けた。
児童は「種が想像よりも小さくて、あんなに小さな種が大きなキャベツになるなんて思わなかった」と話した。植え付けたキャベツは学校と部会で管理し、10月には定植、2月には収穫も体験する。
同部の下村光孝部会長は「城山地域でどんな野菜が作られているのか知る機会になればうれしい。植え付けから収穫までの一連の流れを体験することでキャベツのことを好きになってもらい、たくさん食べてほしい」と話した。