JAたまな管内で10月中旬、柿「太秋」出荷が順調に進む。やや着色に遅れが見られるが、糖度は良好だ。関東など各地へ出荷し、数量20トンを目指す。
柿部会では部会員32人が栽培する。10月末にピークを迎え、11月中旬まで続く。
「太秋」は1個が380グラム前後と大きく、梨のようにサクサクしているのが特徴。糖度が高く、種も少なく食べやすい。
玉名市の選果場では、生産者が持ち込んだ柿を従業員が軟果や傷の有無などの品質を一つずつ確認しながら選別し、出荷している。指導販売担当者は「甘くておいしい太秋柿ができている。多くの人に食べてほしい」と話した。