JA熊本うき管内で19日、柿「太秋」の出荷が始まった。11月中旬まで総出荷量15トンを目指す。2024年産は、朝夕の気温差が少なく、色づきにやや遅れが見られるが、高糖度に仕上がった。
JA柿部会では41人が6・7ヘクタールで栽培。出荷に先駆けて10月中旬、東営農センターで目ならし会を開き、出荷規格や着色基準を確認した。JAは秀品率向上を目指した指導を行う。直売所を中心に出荷する贈答用化粧箱入りの販売数を増やすことで、生産者の所得向上につなげる。
長谷誠一部会長は「JAや関係機関と協力しながら、品質にこだわった太秋の出荷に努めたい」と話した。