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小学生が農業経営 ゲーム形式で学ぶ JAたまな

2024.11.01
ゲーム形式で楽しく学ぶ児童

 JAたまなは10月下旬、「お金の教室」を玉名市立鍋小学校で開いた。小学6年生の親子30人が参加し、農業経営者として野菜の生産から販売までの過程を、JAバンク独自の教育資材を基にゲーム形式で楽しく学んだ。金融知識向上とJAや農業への理解を深めることが目的。

 児童が経営者の立場で育てる野菜(トマト、ナス、キュウリ)を選択し、苗や肥料、農業機械の購入などにかかる経費を計算。野菜を売って得た収益から経費を差し引き、結果として利益を計算した。途中でカードを引き、選んだ野菜にアクシデントや、お金が増えるボーナスがあるなど、親子で楽しく学んだ。

 児童は「野菜を育てるにはたくさんのお金がかかることが分かった」と感想を述べた。

 同JA信用共済部融資運用課の山代進課長補佐は「親子で農業やお金の使い方への理解を深めることで、普段の生活に役立ててほしい」と話した。