JAたまな管内で10月下旬、早生温州ミカンの出荷が始まった。着色がやや遅れたが品質は良好。初日は15トンを関東・関西・東北へ向けて出荷した。12月上旬まで2700トンを計画している。
玉名市のJA中央みかん選果場では、生産者が持ち込んだミカンを従業員が1玉ずつ品質を確認。光センサーを備えた選果機で糖度と酸度を測り、大きさごとに選別し箱詰めをしている。
指導販売担当者は「糖度が高く甘いミカンに仕上がっている。多くの人に食べてほしい」と話した。
柑橘(かんきつ)部会では、部会員380人が栽培。今後は早生から中生、普通とリレー出荷する。