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「いい夫婦の日はカスミソウ」 JA菊池

2024.11.25
特製シールを貼りカスミソウをアピールする

 JA菊池北営農センターで、カスミソウの出荷が順調だ。JA管内の宿根カスミソウ栽培面積の8割を占める主力品種「アルタイル」は、花粒が大きめで、白さが際立ち、アレンジや花束、生花など幅広い材料として人気だ。日持ち試験の継続と出荷前の厳しい検査で、菊池の「アルタイル」は市場での評価も高い。 

 JA花卉(かき)部会カスミソウ専門委員会は、地域に合った品種の栽培試験や現地検討会、日持ち試験を重ねる。専門委は、部会員全員の品質を均一化するための出荷前検査の強化で、一層の品質保持に努める。

 JAでカスミソウの販売を担当する岩下将久郎さんは「気候変化で開花が早まっている。県内産地、市場、販売店が協力してPRしていく。定期注文も増え、相対取引も始まった。フラワーアレンジ用の染めカスミの注文もある」と話した。