JA熊本うきは10日、宇城市松橋町のJA本所で「ちゃぐりんフェスタ2024」を開いた。次世代を担う子どもとその保護者世代を対象に、農業やJAを身近に感じてもらい、地域農業やJA事業への理解につなげる。地元住民や県内各地から約2500人が来場し、会場は活気にあふれ、家族連れなどでにぎわった。
フェスタでは、ミニトマトすくいなど子どもが楽しめるチャレンジブース6種を中心に、芋掘り大会や新米すくい、餅つきなど、多彩なイベントを行った。また、宇城市が協賛してeスポーツブースを出展した他、宇城警察署から警察車両の展示などがあった。
その他、地元農産物の販売や宿根カスミソウとトルコギキョウを使用した撮影ブース、特産のイ草を使用した畳ブースを設置するなど、地域の農産物の魅力を発信した。
JAの丸田博雄組合長は「家族で楽しい時間を過ごしてもらい、食べることの喜びや農業の大切さを感じてほしい」とあいさつした。