JA熊本市キャベツ部会は11月上旬、熊本市立城山小学校の3年生約120人を対象にキャベツの定植体験を開いた。体験を通じて農業の魅力と食の大切さを伝えた。
当日は同部会員が定植の手順を説明。児童らは9月に自分たちで種をまいた「春のかほり」の苗を丁寧に植え付けた。体験した児童からは「今はまだ小さな苗が大きなキャベツに成長するのが楽しみ」と感想を話した。
来年2月には収穫体験を予定しており、児童らは成長過程を観察して農業について学んでいく。
同部会の下村光孝部会長は「植え付けから収穫までの一連の流れを通して、キャベツのことを好きになってもらえたらうれしい。収穫の時まで管理をしっかり行っていきたい」と話した。