JA菊池イチゴ部会は11月下旬、県産イチゴ「ゆうべに」の目ならし会を菊池市のJA北営農センターで開いた。出荷最盛期を前に、出荷規格や着色基準を確認。市場に到着する時期を見据えて鮮度と品質の強化を図る。
「ゆうべに」は11月中旬に出荷が始まり、年内は12月にピークを迎える。出荷は5月中旬まで続く。生産者は15戸。面積は230アールで、出荷量100トンを目指す。同部会の古閑信一部会長は「定植時期は猛暑で苦労したが、JAの指導のおかげで乗り越え、出荷の時期を迎えられた。品質は良好。消費者の期待に応えたい」と話した。
同部会は「ひのしずく」「恋みのり」も扱う。