JA熊本市キャベツ部会は11月下旬、「彩々丸」の出荷を始めた。初日は56ケース(1ケース10キロ)を熊本市場に出した。出荷は来年1月まで。品種はその後「春のかほり」に切り替わる。
キャベツ全体の出荷は6月中旬まで。5月の最盛期は日量1500ケースまで増える見込み。総出荷量6万ケースを目指す。
2024年産は播種(はしゅ)時期から高温・乾燥が続き、発芽不良に悩まされたが高品質に仕上がっている。
JA担当者は「異常な暑さで厳しい栽培管理となったが、生産者の努力で品質、収量ともによくできている。生産者に少しでも多く利益を還元するため、高値取引に努める」と話した。