JAたまなは、「高校生スイーツコンテスト」を玉名市で開いた。「クリスマスに好きな人と食べたいスイーツ」がテーマ。管内の若者を対象にしたコンテストをJAが開くのは初めて。3高校とJAから4チームが参加して、玉名女子高校が最優秀賞となった。
玉名、玉名女子、専修大学熊本玉名の3校とJAの若手職員が参加した。若者目線で玉名産農産物の魅力を表現し、同世代へのPRにつなげることが目的だ。
審査員は玉名出身のランニングアドバイザーなどを務め、JAアンバサダーの三津家貴也さんと、交流サイト(SNS)などで人気インフルエンサー・志村美希さんを招いた。
参加チームは、旬を迎えたイチゴやミカン、デコポンをメインに使った。
玉名女子高の作品は、果実の甘さを生かしながら、デコポンジュレで味に変化を加える工夫を盛り込んだ。デコレーションに使ったマシュマロやクッキーも全て手作り。審査員からはデコポンジュレがさっぱりしていて、飽きずに食べられると好評だった。
3年の船津梨慈さんは「2カ月前から考え、練習してきた成果を出すことができた」と喜びを語った。
三津家さんは「想像力を働かせたすてきな作品ばかりだった」と講評。志村さんは「コンテストへの熱意が全チームから感じた。玉名女子高の作品は、食べる人を喜ばせたいという思いが伝わった」と述べた。
コンテストの動画は後日、三津家さんのユーチューブで公開される。