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カラー出荷開始 JA熊本市

2024.12.25
出荷したカラーを確認する園田部会長

 JA熊本市御幸カラー部会は、出荷を始めた。初日は340本を関東中心に出した。週2回、荷受けして、12月中旬には430本が出そろった。3月に最盛期を迎え、日量3500本まで増える。出荷は5月上旬まで続き、総出荷数量10万本を目指す。

 部会は2人が38アールで栽培。収穫から選別、箱詰めまで生産者が手作業で行う。

 品種、長さ、大きさに分けて1束ずつ丁寧に選別、箱詰めする。苞(ほう)が白い「ウェディングマーチ」、県の育成品種「ホワイトトーチ」、苞が緑色の「グリーンカラー」の3品種を出荷する。

 園田重信部会長は「暑さで出荷開始が遅れたが、高値が続いている。日照時間が減ったことで生育が回復し、今後収量が増える見込みだ」と話した。