JAたまな管内では、タケノコの出荷が順調だ。12月は2回の集荷で約1トンを東京や大阪へ出荷した。表年で適度な降雨があり、生育は順調。品質の良い仕上がりだ。来年3月下旬にピークを迎え、4月下旬まで続く。
この時期は「早掘りタケノコ」と呼ばれ、初物として料亭などでの需要が高い。
和水町のJA春富選果場では生産者が持ち込んだタケノコを重さごとに選別。従業員が1本ずつ根切りし、傷の有無などを確認して、2キロ入りの段ボール箱に箱詰めする。指導販売担当者は「品質の良いタケノコができている。多くの人に食べてほしい」と話した。