熊本の農畜産物

「恋のぞみ」出荷本格化 JA熊本うき

2024.12.31
収穫作業をする松永部会長

 JA熊本うき管内で年末年始に向けたイチゴの出荷が本格化した。12月中旬からJAいちごパッケージセンターが稼働。26日時点で日量約8000パック(1パック250グラム)を選果する。生産者は収穫作業に忙しく、JAいちご専門部会の松永透部会長も日量約500パック(同)を出荷する。

 部会では44戸が「恋のぞみ(品種名・恋みのり)」を9・3ヘクタールで栽培。5月中旬まで総出荷量391トンを目指す。

 センターに隣接するイチゴ集出荷貯蔵施設では、管内産のイチゴを一元出荷することで、品質を維持して消費地へ安定供給している。

 松永部会長は「猛暑の影響で出荷に遅れが出たが、11月以降は晴天が続き、質の高いイチゴを出荷できている。多くの方においしいイチゴを食べてもらえれるとうれしい」と話した。