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晩白柚香港へ出発 JAやつしろ

2025.01.07
出発式に参加した関係者

 熊本県やつしろ晩白柚ブランド推進協議会(JAやつしろや行政などで構成)は12月下旬、香港出荷の出発式を八代市で開いた。

 香港への輸出は11年目。中華圏では黄色く、丸く大きなものが縁起物として好まれる。旧正月の春節に合わせ、フェアを現地で開く。

 贈答用として16~28日、イオンストアーズ香港の13店舗で販売する。現地ではリピーターも増えつつあり、消費者への浸透に手ごたえを感じている。このため店舗の売り場確保にも力を入れる。

 協議会の会長を務めるJA果樹部会の森田修部会長は「夏の高温や干ばつを乗り越え、香港で喜んでもらえる晩白柚ができた。今後も産地の育成とブランド化の推進に尽力したい」と話した。

 晩白柚は八代地方特産のかんきつ類。大きさで世界一を誇りギネスに認定されている。

 出発式には金子恭之衆院議員や中村博生市長、山住昭二JA組合長ら約40人が参加。晩白柚L玉の2100玉(6玉入り350箱)を積んだトラックの出発を見送った。