天草市立倉岳小学校の1年生と5年生は12月中旬、昨年11月に収穫した米でおにぎりパーティーを開き、JAあまくさ棚底青壮年部の部員におにぎりを振る舞った。
5年生の谷口咲空さんは「皆で作った米はおいしかった。自分たちが教わったように卒業してからも母校へ米づくりの手伝いに行きたい」と話した。同校の松本正史校長は「同部員の方々と収穫の喜びを共有することができよかった。今後も協力して続けていく」と話した。
同部の原田守さんは「米作りを通して児童らに農業や故郷を大切に思う気持ちが芽生えていると感じ、やりがいがあった」と話した。
この取り組みは未来を担う子どもたちに地域農業の大切さを伝え、田植えから稲刈りまでを指導する食農教育の一環。