JA本渡五和管内のポンカン出荷が最盛期を迎えている。天草市の同JAみかん選果場では年明け4日から選果を再開した。
同JAでは、最も収穫時期が早い太田ポンカンを12月中に100トンを出荷した。今後は高しょう系、低しょう系の出荷が続き、合計180トンの出荷を計画する。
24年産は例年と比べ果実品質も良好となっており、年末まではギフト注文を中心として販売した。年明けからは主に量販店で販売する。
夏井直哉場長は「良質な100周年の記念ポンカンを多くの人に味わってほしい」と話した。
JA管内のポンカン生産は大正末期から始まり、2024年産は100年目を迎え、現在は生産者は97人が約40ヘクタールで栽培する。