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「あんもちだご汁」児童に手ほどき JA菊池

2025.01.23
児童に包み方を教える部員㊨

 JA菊池女性部合志支部は16日、合志市立合志小学校3年生49人と、郷土料理「あんもちだご汁」を作った。同校の地域学習の一環で、児童らの調理を同部員10人がサポートした。

 あんもちだご汁は、地域の特産品であるサツマイモと黒砂糖で作るあんを、サツマイモと小麦粉を合わせて作った団子生地で包み、野菜たっぷりのみそ汁に入れて煮たもの。

 児童らは、ダイコンやニンジン、ゴボウなどの野菜を切り、団子をこねてあんを包んだ。包む作業が難しく、部員らが丁寧に教えた。児童らは「初めての味」や「家でも作りたい」などと満足そうに感想を話した。

 同支部の田代ふさ子部長は「食べたことがない子がほとんどだったが、おいしいと喜んで食べてくれて良かった。これからも、郷土の味を継承していきたい」と話した。