
JA菊池女性部合志支部は16日、合志市立合志小学校3年生49人と、郷土料理「あんもちだご汁」を作った。同校の地域学習の一環で、児童らの調理を同部員10人がサポートした。
あんもちだご汁は、地域の特産品であるサツマイモと黒砂糖で作るあんを、サツマイモと小麦粉を合わせて作った団子生地で包み、野菜たっぷりのみそ汁に入れて煮たもの。
児童らは、ダイコンやニンジン、ゴボウなどの野菜を切り、団子をこねてあんを包んだ。包む作業が難しく、部員らが丁寧に教えた。児童らは「初めての味」や「家でも作りたい」などと満足そうに感想を話した。
同支部の田代ふさ子部長は「食べたことがない子がほとんどだったが、おいしいと喜んで食べてくれて良かった。これからも、郷土の味を継承していきたい」と話した。