新着情報

ハウスきんかん「夢小町」出荷本格化 JA鹿本

2025.01.24
キンカン「夢小町」を収穫する有働部会長

 県内有数のキンカンの産地であるJA鹿本では、ハウスきんかん「夢小町」の出荷が本格化を迎えた。今季は高温で推移したため着色に遅れが生じたものの、品質は良好だ。「夢小町」は露地栽培に比べて皮が薄く、平均糖度は18以上のこくのある甘さが特徴。同JAハウスきんかん部会は9戸で220アールを栽培する。3月上旬まで主に東京、福岡、熊本へ出荷を予定し、総出荷量30トンを見込む。

 20日、山鹿市鹿央町にあるJA熊本経済連第一園芸集送センター鹿央選果場では、約900キロを作業員が検品し出荷した。

 同部会の有働美明部会長は「日照に恵まれ直径3センチ超の大玉が多い。糖度も高くおいしいキンカンに仕上がっているので、ぜひ丸かじりで食べてほしい」と話した。

 「夢小町」は、同JAファーマーズマーケット夢大地館やオンラインストアでは2月中旬まで販売予定。