新着情報

スナップエンドウ秀品率維持へ講習会 JA菊池

2025.02.03
参加者の質問に答える倉原さん㊧

 JA菊池スナップエンドウ部会は1月中旬、栽培管理講習会と現地検討会を菊池市で開いた。同部は定期的に講習会を開き、部会員の意識統一と秀品率の維持を強化している。

 同部会員の倉原智真さんの圃場(ほじょう)で開かれた現地検討会には、同部会員や県地域振興局の担当者ら20人が参加した。スナップエンドウの出荷本番を迎え、JA担当の橋口裕幸さんは「秀品率、甘味とおいしさは市場でも評価が高い。現場巡回もしながら、出荷量を伸ばしていきたい」と話した。

 同部会員は15戸、栽培面積130アール。10アール収量2トンを目標に管理と収穫に力を入れる。温度と水分の管理を徹底し、3、4月の出荷最盛期に備える。2024年産は総出荷量23トンを目指す。出荷は県内、名古屋方面に向けて5月中旬まで続く。

 早田雅信部会長は「播種(はしゅ)期の猛暑、少雨により生育が遅れていたが、徐々に回復。年明けには気温が下がり、ハウス内の温度管理に気が抜けない」と話した。