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JAくまは1月下旬、JA購買店舗4店で水稲・野菜の肥料を特別価格で販売する「トラック市」を開いた。自己改革の取り組みの一つで「農業者所得の増大」を目的として、年に2回開かれている。肥料価格高騰などを背景に、生産者からの需要は高まっている。
トラック市では、同JAが肥料メーカーと共同開発したプライベートブランド(PB)の化成肥料3種類を販売。通常価格より最大でキロ当たり300円程度安く購入できる。あさぎり町のJA購買店舗では販売開始前から40台ほどの列ができた。4店舗合計で約7400袋(1袋20キロ)が販売された。
JA担当者は「生産者のニーズを踏まえてトラック市を継続していく必要がある」と話した。