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JAくま女性部錦支部の目的別グループ「やさい村」は1月27日、錦町立木上小学校に野菜直売所の売上金の一部を図書代として贈った。
同部の持続可能な開発目標(SDGs)の活動の一環で、地元小学校の児童らに読書習慣の形成・充実に役立ててもらおうと、直売所の売上金の一部を贈っており、活動は25年以上続く。
吉村裕子副代表は「本を読む機会を増やし、考える力や表現する力などを向上させ、情感豊かな心を養ってほしい」と話した。同校の小園貴寛校長は「たくさん本を買って大切に使わせていただきたい」と話した。
同グループの部員は16人。野菜直売所では取れたて野菜や花きなどを販売する。直売所には、毎年同小学校の2年生が社会科見学に訪れ、部員らは農業の魅力や地元農産物のおいしさ、安全・安心を伝える食育活動にも取り組んでいる。