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JA熊本うき管内でプライべートブランドのミニトマト「恋べに」の出荷が本格化した。JA熊本経済連第2園芸集送センター(宇城市)では約800ケース(1ケース3キロ)を週に4回、関東中心に出荷する。
「恋べに」は高い糖度が特徴。着色や糖度の基準をクリアしたものだけを出荷する。今季は定植期から秋にかけて高温で厳しい栽培となったが、1月以降は、十分な糖度での出荷が続く。
管内では12戸が「恋べに」を栽培。生産者同士の交流も盛んで、定期的な現地検討会や栽培情報を交換しながら、安定栽培に努めている。
宇城市松橋町で「恋べに」を栽培する河野公明さんは「市場評価は年々上がっている。安定した品質で出荷に努め、高単価を取れるブランドミニトマトとして定着させたい」と話す。