
JA阿蘇小国郷生しいたけ部会は2月中旬、小国町立小国小学校3年生に駒打ち体験学習を行った。
部会員が小国郷地区(小国町・南小国町)は県内有数の生シイタケの産地だと紹介。栽培工程や消費者に届くまでの流れを解説した。
長さ1メートルに切り分けた直径15センチのクヌギの原木を用意。1本に約35カ所の穴を開けた。児童は部会員と原木を運び、金槌を使って丁寧に打ち込んだ。
松野英一部会長は「子どもたちから元気をもらえた。シイタケ栽培は苦労もあるが楽しく、やりがいのある職業と伝えていきたい」と話した。
児童は「駒打ち前は難しそうだと思ったけどやってみたら簡単だった。原木を運ぶのは大変だったが、駒打ちが楽しかった」などと感想を語った。