ＪＡあまくさ女性部西総支部と牛深総支部は、２月下旬からひな飾り展覧会を開いた。展示物は部員が１年をかけて作成した「つるし飾り」など３００点以上に上る。旧久玉支所で３日、西支所では４日まで開く。

　２支所には、ひな人形だけでなく年代物の着物や小物、昨年来場者から要望があった端午の節句飾りなど、これまで部員宅で大切に保管されてきた品々が並んだ。

　牛深総支部は地域の人に喜んでもらおうと旧ＪＡ店舗を活用し、４年前から展示し、地域の人々の憩いの場となっている。１日平均５０人の来場者が訪れる。口コミが広がり、昨年より来場者が増えた。

　老人ホームから団体で訪れた人たちは「懐かしくて心が癒される。このような場所を作ってくれた女性部の皆さんに感謝したい」と話した。

　最終日は部員が来場者にお茶でのおもてなしをする。