
JAやつしろは2月下旬、氷川町の梨農家で農業体験実習を開いた。JAの入組3年未満の職員19人が参加した。実作業を通じて、農業の大変さや、やりがいなどを体験し、今後の業務に生かしてもらうことを目的に毎年行う。
参加者は2日間、トンネル梨用のビニール張りを手伝った。農家やその家族ら約15人と協力し、2戸分の梨畑で合計107アール分のビニール張りを行った。入組2年目の中田千晴さんは「農家の苦労を経験し、交流できる機会にもなった。より一層組合員に寄り添った仕事を心がけたい」と話した。
JA総務部総務・審査課の平野和博課長は「通常の業務では経験できないことであり、今回の実習を通じ、少しでも農業への理解を深め、今後の業務に生かしてほしい」と話した。