
JAやつしろ東陽生姜(しょうが)選果場では3月上旬からタケノコの出荷が順調に行われている。JA東陽筍(たけのこ)部会は部会員33人が、今シーズンの総出荷量は8トン(前年比約80%)を計画する。最盛期の3月下旬から4月上旬には日量2トン出荷される見込み。出荷は4月中旬まで続き、職員が一つ一つ丁寧に箱詰めしたタケノコが県内や関西に出荷される。JA東陽筍部会の梅本英嗣部会長は「傷が付かないよう慎重に収穫するため、小さいサイズでも1本の収穫に、5分以上はかかる。生産者の高齢化が進み収穫の大変さはあるが、おいしいタケノコを消費者に届けたい」と話した。
JA営農部野菜・果樹・特産課の三枝司昌職員は「今年も品質が良いタケノコが出荷されているので、柔らかくておいしいタケノコをたくさんの方に手に取っていただきたい」と話した。