
JA熊本市は3月中旬、全国の主要取引市場関係者14人を産地に招き、春夏野菜・果実類の生産圃場(ほじょう)視察会を開いた。
JAオリジナルブランド「夢未来」農産物の消費拡大と販売力強化を目指して毎年取り組む。データや資料だけではなく、実際の生産現場を市場担当者に確認してもらうことで、より正確な産地情報の発信や販売計画の策定につなげている。
当日はトマト類、ナスを視察する野菜班と、イチゴ、スイカを視察する果実班に分かれて視察を実施。各地区のJA担当職員が現在の生育状況や今後の出荷見通しなどの説明を行った。
同JA営農部営農販売課の原田直樹さんは「今後も定期的な視察を実施し、市場と連携を取りながら農家所得の向上を目指す」と話した。