熊本の農畜産物

カラー出荷最盛期 JA熊本市

2025.04.14
出荷されたカラーを確認する園田部会長

 JA熊本市の御幸地区では、カラーの出荷が最盛期を迎えている。3月下旬時点で日量2500本を週3回、関東、関西中心に出荷する。暑さの影響で収量は減っているが、品質は例年並み。去年よりも高単価で推移しており、5月上旬まで総出荷量約8万本を計画する。

 JA熊本市御幸カラー部会は2人の生産者が37アールで栽培。収穫から箱詰めまで全て手作業で行う。カラーを長さ、大きさに分けて1束ずつ丁寧に選別し、苞(ほう)が白い「ウェディングマーチ」と熊本県の育成品種「ホワイトトーチ」、苞が緑色の「グリーンカラー」の3種を出荷する。

 園田重信部会長は「消費者の需要に合わせて品質の良いものを安定出荷していきたい」と話した。