
JA熊本市東部地区メロン部会で春メロンの出荷が始まった。品種は「アムス」と「アンデス」。4月上旬の初出荷には、約400玉を選果し関東、関西に出荷した。出荷は5月の大型連休に向けて最盛期を迎え、6月中旬まで続く。最盛期は最大日量2400玉を見込む。
「アムス」は豊富な果汁と濃厚な甘みが特徴。食味に優れ、皮の近くまで果肉が柔らかくなるため可食部が多い。「アンデス」は、小ぶりで果肉は締まっており、熟すとジューシーでとろけるような口当たりになる。
同地区メロン部会は4人で栽培。総出荷数量は「アムス」1万1000玉、「アンデス」9000玉を計画する。最盛期に向けて計画的な出荷と収穫に取り組む。
営農指導員は「寒さの影響でやや小玉だが、糖度14以上と例年並み。食味も申し分ない。栽培管理を徹底し、出荷終了まで高品質なメロンを消費者に届けたい」と話す。