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小玉スイカ初出荷 JA熊本市

2025.04.19
小玉スイカを荷受けする職員

 JA熊本市東部集荷場で4月上旬、小玉スイカの出荷がスタートした。品種は「ひとりじめ」「スウィートキッズ」。初出荷日は約300玉が出そろった。7日時点で日量1500玉を出荷。6月中旬まで、総出荷数量3万5000玉、販売金額4200万円を目指す。

 JA東部園芸部会で生産者11人が小玉スイカを栽培する。手頃な大きさと、大玉スイカに近いシャリシャリ感が特徴だ。営農指導員が適宜、糖度検査をして糖度12以上のものを出荷する。

 2025年産は、2月の寒さで生育が遅れ気味の傾向にある。だが、3月からの天候回復で、今後収穫する小玉スイカには期待できる。

 営農指導員は「小玉スイカは、冷蔵庫に丸ごと入る食べ切りサイズで、家族形態の多様化により、需要が増えている。多くの人に食べてほしい」と話した。